【読書】スタンフォード式 生き抜く力

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こんにちは。
代表の渕脇です。

大変面白い本を読んだので、紹介します。
「スタンフォード式 生き抜く力」という本で、著者は、スタンフォード大学オンラインハイスクールの校長を務める星友啓(ほしともひろ)氏です。

この本を読むまで、スタンフォード大学にオンラインハイスクールがあることも知りませんでしたし、その校長先生が日本人であることも初めて知りました。

日本人の星氏がどうしてスタンフォード大学オンラインハイスクールの校長になったのか、その経緯については本書に譲ります。
私が気になったのは、スタンフォード大学を卒業して、アメリカのというより世界のビジネスを引っ張っているようなエリートたちが大切にしているのは「エンパシー」だ、という内容でした。

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著者が感じた違和感

星氏は、その著書の中で以下のように記述しています。

 オンラインハイスクールのプロジェクトに参加してすぐ、私は強い「違和感」を覚えました。
 仕事で出会ったITエリートたちやCEOのビジネススタイルが、渡米前や大学院時代に私がイメージしていたものとは全く違っていたのです。

 異分野でも、競合相手でも、相手の話をじっくり聞いて真摯に理解しようとする。相手の立場に共感共感しようとエンパシーを最大限に発揮する。
 そのうえで、自分の立場を踏まえながらも、相手に出いる限りのことをしようと頭をひねる。できることがあればとことんやる。

 アップルのスティーブ・ジョブズ(1955-2011)やテスラのイーロン・マスクとしばし結び付けられるような、カリスマ的独裁者のイメージは少しもありませんでした。
 それとは正反対の、謙虚でエンバシーにあふれた利他的なビジネススタイルを体感したのです。

ビジネスの世界というと、弱肉強食の世界で、食うか食われるかのしのぎを削る世界のようなイメージがありますが、スタンフォード大学があるシリコンバレーのビジネスマンたちは、とてもえんぱーしにあふれていて、そこに違和感を感じたと、記しています。

「生き抜く力」の三つの基本要素

この本の中で、主題になっている生き抜く力は、ついの3つの基本要素からなっているとしています。

  • 第1要素:「聞き取る力」
  • 第2要素:「共感する力」
  • 第3要素:「与える力」

第一要素の「聞き取る力」は、アクティブリスニングと表現しています。
これは、いわゆる傾聴力だと思います。

私は心理カウンセラーなので、この傾聴力についてはかなりトレーニングを積みました。
第2要素の「共感する力」と合わせて、トレーニングをする必要はあるでしょう。
傾聴は、普段の会話とはまるで違うテクニックだからです。

また、共感する力のトレーニング方法として、本書で紹介されている「思いやり瞑想」という瞑想法がとても素晴らしかったで、ぜひ、実践してみることをお勧めします。

第3要素の「与える力」は、困っている人を助けたいと思う心です。
誰かに力になる、誰かを助けるという行為は、助けた本人も幸せを感じる、ということが研究によって明らかになっています。

ビジネスをする人に読んで欲しい

これを読むと、ビジネスの本質がわかります。

ビジネスというのは、どこかに困っている人がいて、その人の問題を解決することです。
問題を解決した対価として、報酬を得るのが基本です。

クライアントに対して共感力を発揮して、そのクライアントが本当に解決したい問題は何なのかを理解し、その問題に対して、自分ができる事を提供しクライアントを助ける。
それが、ビジネスの本質です。

この本を読めば、この一連の行為をするために、どのようなことを実践すればよいのかが、具体的に書かれています。

まとめ

本書は、そのタイトルから、自己啓発本であると思いがちですが、ビジネスを行う上でのとても大切なことが書かれています。

経営者の皆様には、自分のビジネスにも、人生にも、おおいに生かしていただける本だと思います。

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