【報告】第15回 BBメソッド整体セミナー

整体セミナー

こんにちは。
代表の渕脇です。

昨日は、第15回目のBBメソッド整体セミナーを開催しました。

午前中の座学では、「整体臨床」として、背中の痛みと腰痛について学びました。

背中の痛みと腰痛は、整体院にやってくるお客様のほとんどの方が抱えている問題で、前回学んだ肩こりと合わせて、ほとんどの方が悩んでいる問題だと思います。

不眠の原因にもなる背中のハリ感

背中の筋肉が張っていると、眠りが浅くなり、夜中に何度も目が覚めたり、睡眠の質が著しく低下する原因になります。
もちろん、こういう方は、肩こりや首のハリ感も強い場合が多いです。

ストレスや運動不足、長時間に及ぶデスクワークなどが原因でこのようなことになるのです。
不眠症だと思って睡眠薬を処方されている方でも、背中のハリを整体で楽にすることによって改善するケースが見られます。

もちろん、すべての不眠症に効果が出るということではありません。
背中のハリが原因で眠りの質が低下している方の中には、そういう方もいらっしゃるというお話です。

また、背中のハリが強くなると、呼吸が浅くなることもよくあることです。
このために、なんだか息苦しく、動悸がするという方も少なくありません。

さらに、歌手や声楽家の方は、背中のハリを改善させることによって、呼吸が楽になり、声の出が良くなることがあります。
東大和市のあおぞら整体院には、近所に国立音楽大学がある関係で、音楽家の方が良く来院されます。
中には、プロの声楽家の方もいらっしゃって、コンディショニングのために通っている方もいます。

ぎっくり腰と慢性腰痛

次に、腰痛について学びました。

ぎっくり腰というのはどういう状態で、どのように対処すればいいのか。
また、慢性腰痛とはどういう状態を指して、どのように対処すればいいのか。
そういう話をさせて頂きました。

腰痛の85%は、レントゲンなどの画像診断では原因が見つけることができず、原因不明と言われます。
骨に異常は見られないので、病院では原因が特定できないということです。

しかし、身体の痛みの原因が必ず骨にあるとは限らないので、それは当たり前のことなのです。

椎間板ヘルニアについて

腰の問題に関して言えば、やはり、椎間板ヘルニアの話を避けて通るわけにはいきません。
それくらい、整体院に来るクライアントさんから相談を受ける機会が多いということです。

椎間板ヘルニアは、その名前を知っている人は多いけれど、その実態を知っている人はとても少ないのです。
そして、必要以上に恐れている方が多いな、という印象です。

確かに、重症の場合は身動きが取れなくなってしまうほどの状態になってしまいますが、ほとんどの場合、日常生活には支障がない程度です。

さらに言えば、ヘルニアという言葉を出して、患者さんを脅して養生させるような同業者や医療者が少なくないので、「ヘルニアだと思っているけれど実は違う」という状態のクライアントさんが多い、というお話もさせて頂きました。

BBメソッド独特の骨格調整法

整体セミナー

午後の実技は、伏臥位(うつ伏せ)の状態で、どのように骨格のゆがみを見ていくのか、その方法を学びました。
そして、その延長で、その骨格をどのように調整してくのか、その方法を実際に練習しました。

骨格の調整は、私が長年の整体師としてのキャリアの中で編み出した、非常にソフトで無理のない、そして簡単な手法を練習しました。

この方法は本当に弱い刺激で骨格が調整できるので、従来の整体のイメージである、体をひねってバキバキと関節を鳴らしていくような激しいものとは全く違う方法です。

従来の整体のイメージを持っている方にとっては、それはもう全く不思議な感覚で、こんなに簡単に身体が整うなんて信じられない、という感想を述べられます。

昨日、参加していただいた方も、本当に弱い刺激で、みるみる体のバランスが整っていくのを見て、驚きの声を上げていました。

おそらく、このような方法を教わることができるところは、そう多くないだろうと思います。

この、整体セミナーは、全部で18回行われます。
残りはあと3回になりました。

次回は、2月3日(月)の予定です。