自分の能力を引き出すためのコンディショニング
こんにちは!
代表の渕脇です。
コンディショニングを大切にしたほうがいい!
しっかり休養を取ろう!
そういうメッセージを出すと、ちょっと手を抜けとか、余力を残せとか、さぼれ、と言われているような気がして反発を覚える方もいらっしゃるのではないかと思います。
特に、若いころに起業して、がむしゃらにビジネスに取り組んでいる方には、そういうかたが多いのではないかと思うのです。
コンディショニングと手を抜くということは、まったく違う話です。
コンディショニングとは、自分が持っている能力を十分に引き出すために行うものです。
肉体的に疲れ果てている、睡眠不足である、メンタル的に追い込まれている、体調を崩している。
そういう状態の方がいい仕事ができる、とお考えの方はいないでしょう。
そういう状態を避けて、いい仕事ができる状態を保つのが、コンディショニングの目指すところです。
そのためには、休養も必要だし、適度な運動も、バランスの取れた食事も重要なのです。
「頑張る」と「無理をする」は違います
よく、頑張るのはいいけど無理はするな、と言われますよね。
でも、その違いがよく分からない、という方は多いです。
僕はスポーツトレーナーでもあるので、スポーツに例えてみます。
アスリートがトレーニングをしすぎるとどうなるか。
オーバーワークと言って、自分のパフォーマンスが下がってスランプに陥ります。
あるいは、どこかを痛めてしまって、練習も試合も出来ない状態になります。
また、マラソンランナーは、フルマラソンを走る際に、ペース配分を考えます。
スタート直後から短距離走のようなスピードで走れば、必ず途中で失速します。
そういう走り方では、自分のパフォーマンスを100%引き出したとは言えませんよね。
つまり、「頑張る」というのは、自分のパフォーマンスを十分に引き出すためにあらゆることをすることであって、その中にはコンディショニングも含まれるわけです。
一方で、「無理をする」というのは、結果などお構いなしに突っ走ることです。
オバーワークやオーバーペースになることを考えずに、ただ全力で走る。
そういう行為は、「無理をする」ということになるのです。
「頑張っている」ときは気持ちが前向きである
きちんとコンディショニングが出来ているときには、体調が良いし、メンタル的にも前を向いている感じがします。
したがって、気分もいいですし、気持ちが前を向いています。
ビジネスの場合は、前向きな、建設的な判断が出来るようになります。
こういう状態を続けることが出来れば、当然のことながら、ビジネスがうまくいく可能性は高いですよね。
これが「頑張っている」状態です。
「無理をする」のはリスクがいっぱい
これに対して「無理をしている」時には、体調も良くありませんし、疲労しています。
気持ち的にも追い込まれている感覚になります。
こうなると、冷静な判断力を失ったり、破壊的、破滅的な行動に出たりします。
ビジネスを行う上で、冷静さを欠くのは良くないことです。
冷静な判断ができないような状態で、ビジネスがうまくいくはずがありません。
また、病気にかかるリスクも高まります。
生活習慣病やメンタル疾患などのリスクが高まり、ある日突然倒れてしまうこともあるかもしれません。
特に、社長のように責任のある立場の方が突然病に倒れてしまったら、大変なことになってしまいます。
ビジネスマンこそコンディショニングが大切
アスリートはコンディショニングにとても気を使います。
しかし、ビジネスマンはそこまでコンディショニングに意識がいっていないように感じます。
私は、ビジネスマンこそコンディショニングが必要だと思っていますし、そのお手伝いがしたいのです。
もっともっと、自分を大切に扱っていただいて、いい仕事をしてほしいと考えているのです。
そのためのコンディショニングです。
まとめ
コンディショニングは、仕事の手を抜くものではありません。
むしろ、自分の能力を最大限に引き出すためのものです。
無理に無理を重ねている方。
不健康な生活をしている方。
コンディショニングを意識してみませんか?
ビジネスにもいい影響が出るのは間違いありません。
いい仕事をして、多くの人を幸せにして、あなた自身も幸せになってください。
無理を重ねて、不幸な結果にだけはなりませんように。