いつまで無理を続けるのですか?倒れるまでですか?
こんにちは。
代表の渕脇です。
私はずっと、そして今でも、整体師として多くの人の健康相談を受けてきました。
その中には、いつ倒れてもおかしくないような、ハードな生活を送っている人が沢山いました。
私はいつも心配していました。
このままでは、この人はいつか倒れる、病気になる、下手したら突然死もあるんじゃないか、と。
自分は大丈夫だというのは幻想
本人にしてみれば、まだ倒れていないし、これまでもこのペースでやってきたし、「自分は大丈夫なのではないか」とどこかで思っているような節があります。
実際に倒れてしまう人はいるし、うつ病になったり、脳卒中になったり、突然死してしまう人もたくさんいるのです。
きっと、そうやって実際に倒れてしまった人たちも、倒れる前はたぶん思っていたと思います。
「自分は大丈夫じゃないか」と。
しかしそれは、希望的観測でしかないし、自分の不安を和らげるためにそう思い込もうとしているだけです。
そういう思い込みは、幻想と言っても良いかもしれません。
このような心理状態を、心理学用語で「正常性バイアス」と言います。
正常性バイアスは、多くの場合、災害現場に遭遇した時の心理として語られますが、無理な生活を続けている人たちも、これと同じ心理状態にあるのではないか、と私は思っています。
いつまで続けるのですか?
そして、年々歳を取っていって、だんだん無理が効かないカラダになっていきます。
この先何年、そんな生活を続けるつもりなのか。
いつになったら、無理をやめるつもりなのか。
倒れるまで続けるのか。
もしかしたら、倒れてからでは遅いかもしれないのだから、まだ倒れていないうちにやめなくちゃいけないのではないか。
それはいつなのか。
それは、「今」なんじゃないのか。
もしかしたら明日倒れてしまうかもしれないのです。
そのエックスデーはいつ来るかわからないのですから、やめるなら早いほうが良いのです。
この記事をお読みで、心当たりがある方は、一刻も早く無理な生活習慣を改めてください。
あなたの命がかかっているのですから。
身近な人にも警告してあげてください
もし、身近な人で、無理な生活や不健康な習慣をやめない人がいたら、ぜひとも警告をしてほしいと思います。
仕事が忙しいというのであれば、自分の身体があってこそ、命があってこその仕事だということをわかってもらってください。
周りに迷惑をかけられないというのであれば、病気で倒れたり、突然死をするほうがよっぽど迷惑だということをわかってもらってください。
従業員が無理をしない働き方が出来るようにしてください
もしあなたが経営者で、従業員が無理な働き方をしているのであれば、一刻も早く、そのような働き方をしないで済むような手を打ってください。
そのほうが、あなたの会社の経営にとって、必ず良い結果をもたらします。
会社が従業員のことを大切に考えているという姿勢が従業員に伝わることが、従業員の士気を高め、人材の流出を防ぎ、良い人材を確保する有力な材料となります。
健康的な会社は活気があります。
活気がある会社は業績があります。
まとめ
いつまでも無理な生活を続けることはできません。
必ず健康を損ないます。
健康を損なう前に、無理な生活をやめなければいけないのです。
では、それはいつなのか。
今でしょ!